管理栄養士が作る やさしい米粉のおやつ

⭐️岡山県立大学✖️あっさ工房 共同開発!

【糖尿病対策の米粉のお菓子】
砂糖 人工甘味料 合成甘味料等不使用
グルテンを含まない米粉を使い
ステビア葉を甘みとして作りました


糖尿病を専門に研究をされている保健福祉学部看護学科の教授より、糖尿病療養中の患者様にも、安心してお召し上がりいただける
砂糖は使わず、ステビア葉による甘味での米粉菓子共同開発の依頼を受け、試作を進めていました。


精製してお砂糖のような粉末にしたステビアやエリスリトール含有甘味料で作られたお菓子は、沢山市販されていますが、
ステビアの葉を使ったお菓子はそうはありません。特に、焼き菓子となると保水性ないステビアでは、困難を極めます。
しかし、教授の思いと共鳴し、自然に近い形で取り入れる事にしました。
ステビアは、非糖質系甘味成分が含まれており、カロリーはほぼありません。ハーブティーなどにほんの数枚、お湯に浸すだけで、
とても甘くなるのですが、独特の風味や苦味があり、菓子等に加工するには、それらを踏まえた上で試行しなければならず、
何度も試作を行いました。

先日、教授・研究生と共に官能検査を行い、無事にお菓子として完成させる事が出来ました。
糖尿病の方も一緒に囲めるお菓子として、是非、お試しください♪



現在、全国には糖尿病患者が約2000万人(糖尿病の疑いが否定できない人含む)、また、小児の2型糖尿病も増加傾向にあり、とても深刻です。
その背景には清涼飲料水等、知らず知らずのうちに多量の糖質を摂ってしまっている事も増加の一因ではないかと懸念されます。

そこで、糖質の摂取をいかに減らす事が出来るのか、ステビアにその可能性を感じています。今後の課題でもあります。

まだまだ、これからを生きる子供達を含め、おやつが食べられるという喜び、楽しみを味わって欲しい。

QOL(生活の質)が、少しでも上がることを願ってなりません。

もちろん、糖尿病でない方にも安心してお召し上がりいただけるので、ご家族、ご友人と一緒にお菓子を囲む団欒の時間が過ごせるように想いを込めています。

【ステビアについて】

南米の一部に自生する葉に甘味があるハーブです。

古くからマテ茶の甘味料に使われるなど南米の原住民が利用していました。

天然甘味料に属するステビアの甘さは、砂糖の200〜300倍とも言われています。この甘さは糖質ではなく、配糖体という糖と糖以外のものが合わさったものからなり、糖質として吸収してされないため、糖尿病患者にとって良いとされる理由のひとつになります。

日本にも少しずつ、馴染みつつあるステビアですが、過去にステビアによる妊娠毒の可能性があるとの情報が回り、何となく危険なものではないかと記憶にある方もおられるかもしれません。
しかし、厚生労働省がステビアの安全性を確認しており、様々な分野で使われています。

また、ステビアは、抗菌作用、感染予防、血糖上昇抑制作用等が近年の研究でも発表されおります。